MENU

世界一分かりやすく解説!ブラックジャックのベーシックストラテジー(基本戦略)を簡単に覚える方法

世界一分かりやすく解説!ブラックジャックのベーシックストラテジー(基本戦略)を簡単に覚える方法

「ベーシックストラテジー」は、ブラックジャックを攻略するための基本戦略です。

プレイヤーの手札とディーラーのアップカードを基に、どのアクションを取るのが最も勝率が高いかを計算し、その結果を状況ごとにまとめたものが「ベーシックストラテジー表」です。

ブラックジャックをプレイする上で欠かせないツールであり、これを活用することで、通常約97%の還元率を99.5%まで引き上げることが可能です。

初心者でも、この表を使えば迷うことなく最適なアクションを選べるため、慣れるまでは常に確認できる状態にしておくことをおすすめします。

この記事では、

  • ベーシックストラテジーの概要
  • ベーシックストラテジー表の使い方
  • ベーシックストラテジーとシステムベットを組み合わせた勝率アップの方法

を詳しく解説していきます。

ブラックジャックでの勝率アップを目指している方は、ぜひ最後まで読んでください。

目次

ブラックジャックのベーシックストラテジーとは?

ブラックジャックのベーシックストラテジーとは?

ベーシックストラテジーとは、ブラックジャックをプレイする際に、プレイヤーの手札とディーラーのアップカード(見える1枚のカード)に基づき、最も勝率が高くなるアクションを導き出すための基本的な攻略法です。

この表は、状況別に最適なアクション(ヒット、スタンド、ダブルダウン、スプリットなど)が記載されており、ブラックジャックを効率的にプレイするためのガイドラインとなります。

この戦略を使用することで、カジノ側の有利性(ハウスエッジ)を極限まで抑え、プレイヤーの還元率を最大化することが可能です。

ベーシックストラテジーを使うメリットは主に下記の3つです。

ベーシックストラテジーを使うメリット内容
還元率を向上ブラックジャックの通常還元率(約97%)を、最大99.5%まで引き上げることが可能です。
初心者でも適切な判断が可能アクションに迷ったときでも、表を参照することで即座に正しい選択ができます。
戦略的なプレイを実現感覚や運だけでなく、統計に基づく合理的なプレイが可能になります。

ベーシックストラテジー表の使い方

ベーシックストラテジー表の使い方

ベーシックストラテジーを使用するのは、プレイヤーとディーラーにカードが配られた後の場面です。

このとき、プレイヤーには2枚の手札、ディーラーには1枚のアップカード(表向きのカード)が見えており、プレイヤーが次のアクションを決定するタイミングとなります。

ベーシックストラテジー表は、「プレイヤーの手札(縦軸)」と「ディーラーのアップカード(横軸)」で構成されています。

この表を参照し、自分の手札とディーラーのカードに基づいて最適なアクションを選ぶことで、勝率を高めることができます。

次に、表の種類と実践での具体的な表の見方について詳しく見てみましょう。

ベーシックストラテジー表の見方と種類

ベーシックストラテジー表の見方と種類

ベーシックストラテジーの表は、「ハードハンド」「ソフトハンド」「スプリット」の3種類に分類されています。

通常、最も頻繁に使用されるのは「ハードハンド」の表ですが、特定の状況では「ソフトハンド」や「スプリット」の表を使用する必要があります。

これらの表はプレイヤーの手札に応じて使い分けます。

具体的には、

「Aを1枚含む手札」の場合は「ソフトハンド」、

「2枚が同じ数字のペア」の場合は「スプリット」、

それ以外の手札では「ハードハンド」を参照します。

ベーシックストラテジーの表使用条件
ハードハンドAが手札に無く、2枚が違うカードの場合
ソフトハンドAを1枚含む手札
スプリット2枚とも同じカード

次に、それぞれのベーシックストラテジー表について詳しく解説します。

ハードハンド

2345678910A
8以下HHHHHHHHHH
9HDDDDHHHHH
10DDDDDDDDHH
11DDDDDDDDDH
12HHSSSHHHHH
13SSSSSHHHHH
14SSSSSHHHHH
15SSSSSHHHHH
16SSSSSHHHHH
17以上SSSSSSSSSS

※ 表の見方は、横軸がディーラー、縦軸がプレイヤーです。

「H」:ヒット(もう1枚追加) 

「S」:スタンド(勝負) 

「D」ダブルダウン(掛け金2倍+1枚追加) 

「P」スプリット(同じカードを2つに分ける)

「ハードハンド」とは、ブラックジャックにおいて「ソフトハンド」や「スプリット」に該当しない手札のことを指します。

具体的には、A(エース)を含まない、または2枚が同じ数字でない手札が該当します。

基本的には、バーストのリスクが低い場合はヒットを選択し、リスクが高い場合でもディーラーのアップカードが強いときはヒットを検討します。それ以外の状況ではスタンドを選ぶのが基本的な戦略です。

重要なポイントは、「ダブルダウンを検討すべきハンド」と「ヒットが有効な意外なケース」です。

これらをしっかり押さえておくことで、勝率をさらに高めることができます。

手札の合計が10または11の場合、ダブルダウンを積極的に検討しましょう。

  • 合計が10の場合: ディーラーのアップカードが10またはA以外であれば、ダブルダウンを選ぶのが有利です。
  • 合計が11の場合: ディーラーがA以外の場合は、ダブルダウンを行うことがおすすめです。

理由は、ヒットしてもバーストしないという状況で、高い合計値で終わる可能性が高いです。

また、手札の合計が9の場合でも、ディーラーのアップカードが弱い場合は、バーストの可能性を考慮してダブルダウンが有利になるケースがあります。

特にディーラーのアップカードが3~6の場合は、積極的にダブルダウンを狙うのがおすすめです。

また、以下のような特定の組み合わせでは、ヒットを選ぶ方が有利になる場合があります。

  • プレイヤーの手札が9で、ディーラーのアップカードが2の場合
  • プレイヤーの手札が12で、ディーラーのアップカードが2または3の場合

これらの状況では、スタンドよりもヒットを選ぶことで勝率が高くなる可能性があります。意外に見落としがちなポイントなので、覚えておくことをおすすめします。

【 ハードハンドの例①ヒット 】

ハードハンドの例①ヒット

ディーラーが「17」以上だったら勝てないため「ヒット」(もう1枚追加)して高得点を狙います。

【 ハードハンドの例②ダブルダウン 】

【 ハードハンドの例②ダブルダウン 】

「ヒット」すると絵札が出て「21」の可能性が高く、ディーラーはAでも「20」にしかならないので、「ダブルダウン」(賭け金を2倍にする)のチャンスです。

【 ハードハンドの例③スタンド 】

【 ハードハンドの例③スタンド 】

ディーラーは「16」以下はカードを「ヒット」するルールがあります。プレイヤーは点数は低いですが、無理をせず「スタンド」(勝負)してディーラーの「バースト」待ちです。

ソフトハンド

2345678910A
A・2HHHDDHHHHH
A・3HHHDDHHHHH
A・4HHDDDHHHHH
A・5HHDDDHHHHH
A・6HDDDDHHHHH
A・7SDsDsDsDsSSHHH
A・8SSSSSSSSSS
A・9SSSSSSSSSS

※ 表の見方は、横軸がディーラー、縦軸がプレイヤーです。

「H」:ヒット(もう1枚追加) 

「S」:スタンド 

「D」ダブルダウン(掛け金2倍+1枚追加)

「P」スプリット(同じカードを2つに分ける)

「Ds」はダブルダウン、スタンドどちらも可

ソフトハンドとは、手札にAを含む柔軟性の高いハンドを指します。

Aは「1」としても「11」としても数えることができるため、非常に有利な手札です。

なお、A・Aの場合はスプリットが推奨されるため、スプリットのチャートを参考にしてください。

また、A・10(ブラックジャック)は揃ったらその場で勝利するため、特例としてチャートに含まれません。

【 ソフトハンドの例①ヒット 】

【 ソフトハンドの例①ヒット 】

ディーラーは高得点の可能性が高いため、「ヒット」(もう1枚追加)して高得点を狙います。

ヒットしてもバーストする可能性があるので、ダブルダウンで掛け金を追加する必要はありません。

ヒットしたカードの合計応じて「ハードハンド」表を参考に次のアクションを決定します。

【 ソフトハンドの例②ダブルダウン 】

【 ソフトハンドの例②ダブルダウン 】

ディーラーが「バースト」の可能性が高いため、積極的にダブルダウンで高配当を狙います。

エースは11または1として数えるため、点数の高いカードをヒットしても、エースと1としてカウントするとバーストの危機を回避可能です。

【 ソフトハンドの例③スタンド 】

【 ソフトハンドの例③スタンド 】

Aを11として合計すると20の高得点です。

ディーラーのカードがオープンしてAだったとしても、19にしかなりません。

ここでヒットしたら、バーストの可能性が極めて高いです。現況でもほぼ勝が確定していますのでスタンドしましょう。

スプリット

2345678910A
2・2PPPPPPHHHH
3・3PPPPPPHHHH
4・4HHHPPHHHHH
5・5DDDDDDDDHH
6・6PPPPPHHHHH
7・7PPPPPPHHHH
8・8PPPPPPPPPP
9・9PPPPPSPPSS
10・10SSSSSSSSSS
A・APPPPPPPPPP

※ 表の見方は、横軸がディーラー、縦軸がプレイヤーです。

「H」:ヒット(もう1枚追加) 

「S」:スタンド 

「D」ダブルダウン(掛け金2倍+1枚追加)

「P」スプリット(同じカードを2つに分ける)

スプリットとは、プレイヤーの手札が2枚とも同じ数字で構成されている場合に適用できるアクションです。

この場合、手札を2つの独立したハンドとして分け、それぞれを別々にプレイすることが可能になります。

スプリットは、2つのハンドを別々に管理できるため、ディーラーがバーストする可能性が高い状況では非常に有利な選択肢です。

しかし、ディーラーのアップカードが強い場合やバーストの可能性が低い場合には、スプリットを選ぶ必要がない場合もあります。

ただし、例外のスプリットハンドも多く、

8やAは基本的にスプリット8は16という弱い合計値を避けるため、スプリットして勝率を上げます。Aは柔軟性が高く、スプリットすることで強力なハンドを作れる可能性が高くなります。

10点のカードはスタンド:10点×2枚は合計20という非常に強い手札になるため、スプリットせずそのままスタンドするのが最適です。

5はダブルダウン:合計10という強力な手札を活かし、ダブルダウンを選ぶことで期待値を最大化します。

となります。

スプリットしたカードは再度スプリットすることができないため、それぞれのハンドを個別にプレイする必要があります。

この際、分割されたハンドがハードハンドに該当するのか、またはソフトハンドに該当するのかを確認し、それに応じたアクションを選択する必要があります。

【 スプリットの例①スプリット 】

【 スプリットの例①スプリット 】

通常、ヒットして「10」が出た場合、合計は「18」となります。

しかし、この場合、ディーラーが「19」以上の手札を持っていると勝つことはできません。

そこで、スプリット(カードを2つの独立したハンドに分ける)を選択することで、別の展開を期待することが可能です。

【 スプリットの例②スプリット 】

【 スプリットの例②スプリット 】

Aを「スプリット」すると「21」ブラックジャックを2組作るチャンスなので必ずスプリットします

【 スプリットの例③ダブルダウン 】

【 スプリットの例③ダブルダウン 】

ディーラーは良くても「18」、さらにバーストの可能性も高い状況です。

対してプレイヤーは高得点のチャンスのためダブルダウンして高配当を狙います。

システムベットとの組み合わせ

システムベットとの組み合わせ

ベーシックストラテジーは、ブラックジャックの勝率を高めるための非常に効果的な方法です。

適切に実践すれば、還元率を99%以上に引き上げられると言われています。

ただし、このストラテジーはあくまでベット後の基本的な戦略であり、最終的な配当額はベット金額に大きく左右されます。

そこで、ベーシックストラテジーに加え、オンラインカジノで活用できるシステムベットを組み合わせることで、より効率的で最善の戦略に近づけることができます。

次の項目では、ベーシックストラテジーと相性抜群のマネーシステムについて詳しく解説します。

この併用法を学び、ブラックジャックのプレイをさらに楽しみましょう!

マーチンゲール法

マーチンゲール法は、初心者でも簡単に実践できるシステムベットの中で最も有名な方法の一つです。

その手順は非常にシンプルで、「負けた際にベット額を倍にし、勝利したら最初の賭け金に戻す」だけです。

マーチンゲール法の特徴は、1回勝つことで、最初の賭け金分の利益が必ず得られることです。

しかし負けにくい反面、大きなリスクもあります。

この方法は「負け続ける可能性が低い」という前提に基づいていますが、連敗が続くと賭け金が急激に膨らむため、最終的に大きな損失を抱える可能性があります。

例えば、$1から始めた場合でも、10連敗すると損失額は$512に達します。これは、連敗が続くごとに賭け金が倍増するマーチンゲール法の特性によるものです。

ブラックジャックでは、ルーレットやバカラと異なりベーシックストラテジーなどの技術介入が可能なため、10連敗する確率は非常に低いと言えるでしょう。

しかし、注意が必要なのは、初回の賭け金を大きく設定しすぎないことです。高い金額でスタートすると、数回の連敗でも大きな損失を被るリスクが高まります。

このようなリスクを避けるためにも、初回の賭け金は慎重に設定し、連敗時の資金消耗を最小限に抑える計画を立てることが重要です。

パーレー法

パーレー法は逆マーチンゲール法とも呼ばれ、勝った際にベット額を倍にし、負けたら賭け金を元に戻すというシンプルな手順で進められます。

連勝することで大きな利益を得ることができますが、連勝を狙いすぎると失敗するリスクが非常に高くなります。

例えば、$1で始めて9連勝すれば$512、10連勝すれば$1,024を獲得できます。

しかし、10連勝する確率は極めて低いため、失敗のリスクが高く、ある程度の連勝で利益を確保して止める方が賢明です。

仮に10連勝を目指して失敗したとしても、失う金額は最初の$1だけなので、非常にローリスクでハイリターンを狙える戦略です。

グッドマン法

グッドマン法は「1235法」とも呼ばれるマネーシステムで、勝つたびに賭け金を1ドル→2ドル→3ドル→5ドルと段階的に増やしていく方法です。

負けた場合はどのタイミングでも1ドルに戻して再スタートします。

スタート時のベット額は自由に設定できるため、例えば10ドルから始める場合は10→20→30→50と進めることも可能です。

この方法では、連敗が続いても残高の減りが比較的少ない点が特徴です。ただし、利益を確定させるには3連勝が必要となります。

還元率が99%を超えるブラックジャックのようなゲームでは効率的に機能しますが、配当が2倍以上になることもあるため、単純な勝率はバカラやルーレットと比べるとやや低めです。

そのため、3連勝を狙うのはやや難しい場面もある点に注意が必要です。

10%法

10%法は非常にシンプルで分かりやすいシステムベットで、前回の勝敗に関係なく、残高の10%を次のベット額として賭ける方法です。

例えば、残高が100ドルなら10ドルを賭け、その賭けに勝って残高が110ドルになった場合、次は11ドルを賭けるという仕組みです。

この方法では、リスクとリターンが適切に管理されており、安定した運用が可能です。

ストラテジーを使用する際、賭け金は最大でも残高の4倍までとなりますが、残高が増減することにより、賭け金が最大で40%増減するリスクも伴います。

これにより、ハイリスク・ハイリターンの性質があるため、リスクを十分に理解して活用することが大切です。

ピラミッド法

ピラミッド法(ダランベール法)は、安定した利益を狙いたいコツコツ派のプレイヤーにおすすめのシステムベットです。

この方法では、初回ベット額1単位を設定し、前回の勝負に基づいて次のベット額を調整します。勝った場合はベット額を1単位減らし、負けた場合は1単位増やします。

例えば、初回ベット額が10ドル、1単位が1ドルの場合、10ドルで勝てば次回は9ドル、10ドルで負ければ次回は11ドルをベットします。

ストラテジーと組み合わせる際には、一回の勝負で最初の賭け金以上の利益や損失が出ることがあります。

そのため、「初回賭け金の2倍の利益(または損失)が出た場合、2単位分減らす(増やす)」など、適切にアレンジを加えることで、より柔軟で効果的に運用できるようになります。

ベーシックストラテジーに関するよくある質問

ベーシックストラテジーに関するよくある質問

ここではブラックジャックのベーシックストラテジーに関するよくある質問をまとめました。

ベーシックストラテジーを使うと勝率はどのくらい上がるか?

ベーシックストラテジーを適切に活用することで、ディーラーの優位性を0.5%以下、つまり還元率99%以上にまで引き上げることが可能です。

通常、ベーシックストラテジーを使用しない場合、ディーラーの優位性は2%~3%程度あります。

これに対して、ベーシックストラテジーを使用することで、大幅に改善されることがわかります。

ただし、ベーシックストラテジーを効果的に活用するには、ゲームの状況に応じて最適な戦略を実行し続ける必要があります。

そのため、勝率を最大限に引き上げるためには、かなりの練習と経験が求められます。

ベーシックストラテジーは他のカードゲームでも効果がある?

ベーシックストラテジーは、ブラックジャックのルールに基づいてまとめた攻略法なので、他のカードゲームにそのまま適用することは基本的にできません。

しかし、ブラックジャックのベーシックストラテジーで用いられる確率的な思考や最適な選択をするアプローチは、他のギャンブルにおける戦略に役立つことがあります。

具体的な戦略はゲームごとに異なりますが、確率を理解し、最適な選択をするという考え方は、他のゲームでも応用可能です。

ベーシックストラテジーで勝利アップを目指そう!

ベーシックストラテジーで勝利アップを目指そう!

ベーシックストラテジーを使うことで、ブラックジャックのプレイにおいて確率を最大限に活かすことができ、勝率を高めるための強力な武器になります。

戦略を身につけ、実際のゲームで練習を重ねることで、着実に勝利を掴むことができるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次